ロイヤルアスコットA to Z

2023-06-222024-02-10

今週火曜日から土曜日まで行われている、英国王室主催の競馬Royal Ascot(ロイヤルアスコット)。
映画マイフェアレディにも登場する華やかな社交場としても有名で、一度は訪れてみたいという方も多いのではないでしょうか？
伝統的なイベントということもありルールも多いので、今回はそんなロイヤルアスコットについて紹介します。

Contents

1. ロイヤルアスコットとは
2. ドレスコード
3. 当日のスケジュール
4. 馬券
5. 飲食
6. 行き方

ロイヤルアスコットとは

ロイヤルアスコットは毎年6月の3週目にアスコット競馬場で開催される競馬で、1711年にアン女王が開催したのが始まりです。
観戦にはロイヤルファミリーの他に多くのセレブや華やかなドレスコードを楽しむ人々が訪れることもあり、ゲストのファッションにも注目が集まります。

観客席は全部で4種類ありますが、主賓席であるRoyal Enclosureは馬主や関係者のみ入ることが出来ます。

Royal Enclosure	招待客のみ
Queen Anne Enclosure	一般£99〜　10-17歳£15（0-9歳free）
Village Enclosure	一般£85〜　10-17歳£15（0-9歳free）
Windsor Enclosure	一般£65〜　10-17歳£15（0-9歳free）

ドレスコード

基本的にチケットを購入すれば誰でも訪れる事が出来るイベントですが、いざ行こうと思った時に皆さん気になるのがドレスコードかと思います。
入場にはドレスコードを厳守する必要があり、観客席ごとにルールが異なります。
公式サイトでは、とてもポッシュなイメージ画像ともに詳しい説明を確認出来ます。

Royal Enclosure

女性

4インチ(10センチ)以上の帽子またはヘッドピースを着用すること。ファシネーターは禁止。
ドレスやスカートは膝かそれ以上の長さのもので、ホルターネックやオフショルダーは禁止。
パンツスーツは素材と色を揃えること。
ジャンプスーツは膝下丈のもので、ショルダーストラップがついていること。

男性

モーニングスーツであることが必須条件。
黒・グレー・ネイビーの素材であること。
ウエストコートとネクタイを着用すること。
黒またはグレーのハットを着用すること。
黒い靴に足首まで覆うソックスを着用すること。

Queen Anne・Village Enclosure

女性

帽子・ヘッドピース・ファシネーターを着用すること。サイズの指定はなし。
ストラップやホルターネックのストラップがついたドレスまたはトップスとスカートであること。
パンツスーツは素材と色を揃えること。
ジャンプスーツは膝下丈のもので、ショルダーストラップがついていること。

男性

昼間のフォーマルな場での服装であること。
フルレングスのツーピースまたはスリーピースのスーツであること。
襟付きのシャツにネクタイを着用すること。
足首まで覆うソックスを着用すること。

Windsor Enclosure

女性

公式なドレスコードはなし。
スマートな服装に帽子またはファシネーターの着用がおすすめ。

男性

公式なドレスコードはなし。
ジャケットに襟付きシャツ、フルレングスのズボンの着用がおすすめ。

当日のスケジュール

10：30	ゲートオープン
14：30	初回レース
18：10	最終レース

馬券

馬券は「tote」という窓口か、「ブックメーカー」と呼ばれる予想屋から購入出来ます。
*窓口は最低£2〜/ブックメーカーは最低£5〜

▼購入するときの主な種類

Win(単勝)	1着になる馬を予想
Place(複勝)	1着〜3着に入る馬を予想
Each-Way	単勝と複勝の両方に賭ける
Trifecta(3連単)	1着・2着・3着になる馬を順番通り予想

1レース目で3番の馬が1着〜3着に入ると予想して£5賭けたい場合、「Race 1,£5,Place 3」で伝わります。
Each-Wayの場合は「Race1,£5,Each-way 3」というと合計£10になります。

飲食

Queen Anne・Village Enclosureは飲食物の持ち込みが禁止なので、会場内のレストランやストールで購入できます。
チケットの購入時にパーティープランを選択すると、バーで利用できる2杯分のドリンクバウチャーがついてきます。
Windsor Enclosureは芝生でのピクニックが許可されているので、お酒や食べ物を持ち込む人が多いです。