イギリスの基本情報

正式名所グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
イギリスはイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの4つの国から構成されています。
正式名称は日常的に使うには長すぎるので、連合王国という意味の「United Kingdom」や「The UK」という表記が一般的です。
首都ロンドン(イギリスとイングランドの首都)
カーディフ(ウェールズの首都)
エディンバラ(スコットランドの首都)
ベルファスト(北アイルランドの首都)
人口イングランド:約5,300万人
ウェールズ:約300万人
スコットランド:約530万人
北アイルランド:約180万人
通貨£ ポンド
日本との時差-9時間 (10月最終日曜日~)
-8時間 (3月最終日曜日~)
日本からイギリスまで東京からロンドンまでは直行便で約14時間半(2024年2月現在)
羽田空港⇄ヒースロー空港
成田空港⇄ヒースロー空港
ビザ180日以内の観光は不要
電圧/プラグ240V/BF型(ピンが3つあるタイプ)
言語英語、ウェールズ語、スコットランド語、ゲール語
民族構成アングロサクソン、ヨーロッパ、インド、アジアなど
宗教英国国教会、カトリック、ユダヤ教、イスラム教など

イギリスの世界遺産都市

イギリスには現在7つの世界遺産都市があります。
どこもロンドンから電車で片道1時間~3時間の距離なので、日帰り旅にも人気です。

  • バース
  • カンタベリー
  • チェスター
  • ダラム
  • オックスフォード
  • ストラッドフォード・アポン・エイボン
  • ヨーク

ロンドンの世界遺産

ロンドン市内には現在4つの世界遺産があります。
短期の滞在でも訪れることができるので、常に観光客でにぎわっています。

ロンドン塔

現在のイギリス王室を開いたウィリアム1世によって11世紀に築かれた城です。
その後、ヘンリー8世によって16世紀に監獄として利用されるようになりしました。

ウエストミンスター宮殿
ウエストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会

ウエストミンスター宮殿は、ビッグベンの愛称で親しまれている時計塔が併設された世界的に有名な国会議事堂です。
昨年2017年から行われていた大規模な改修工事が終わり、時計塔の中を階段で登るツアーも再開しました。

ウエストミンスター寺院はロイヤルウエディングが催される場としてご存じの方多いかと思います。
床や壁には、科学者ニュートン、音楽家ヘンデルや、詩人シェイクスピアなど英国が誇る有名人の名前が並んでいます。

聖マーガレット教会は、ウェストミンスター大寺院と同じ敷地内にある英国国教会の教会です。
上流階級の結婚式場としても利用され、あのチャーチルもここで挙式したそうです。

キュー王立植物園

250年もの歴史がある世界最大規模の植物園です。
広大な敷地内には世界中から集められた4万種以上の植物が育てられており、いつ訪れても楽しめる空間です。
ヴィクトリア時代に建てられた温室は建築物としても美しく、見どころの1つでもあります。

マリタイム・グリニッジ

グリニッジ平均時(GMT)の基準となるグリニッジ子午線が通る場所です。
ロンドンの南東部に位置し、港町としても有名です。

ロンドンの気候

イギリスは雨が多いというイメージがあるかもしれませんが、実際は日本の降水量の方が全然多いです。
一日中雨が降り続く日もめずらしいので、長傘は持たず折り畳み傘やレインコートがあれば十分です。

春 3月−5月気温5°−15°くらい
突然のにわか雨が増えますが、季節の植物が見頃を迎え始める季節です。
日中は過ごしやすい日が増えるので、着脱しやすいアウターがあると良いです。
夏 6月−8月気温15°−25°くらい
日照時間も長く、アウトドアイベントが楽しい季節です。
日本のように湿気がなくカラッとしていますが、紫外線がとても強いので日焼け止め・帽子・サングラスがあると良いです。
秋 9月−11月気温5°−15°くらい
だんだんと日が短くなり、朝夜が一気に冷え込みはじめる季節です。
週ごとに気温の変化が激しい時期でもあるので、重ね着できる服装だと良いです。
冬 12月−2月気温1°−10°くらい
日本の冬より少し寒くらいなので、日本と同じ冬服で問題ないと思います。
雪が降ることもめったにないですが、風はとても冷たく感じるのでマフラー・手袋・帽子があると良いです。