イギリス|ロンドンで家探し。失敗しない為のポイント
この記事ではロンドンで家探しをする際のポイントについてまとめています。
少しでもこれから自力で家探しをする方の参考になれば嬉しいです。
01.エリアを決める
まずは大体のエリアを選びましょう。
特にこだわりがないという方は、以下のエリアがおすすめです。
北ロンドン(フィンチリー,スイスコテージ)
家族連れの方が多く、緑が豊かで比較的閑静な住宅街が多いエリアです。
セントラルロンドンにも電車やバスで出やすいので、交通の便もよいです。
ルートン空港やスタンステッド空港までも直通バスが出ているので、LCCで旅行に行くにも便利です。
西ロンドン(イーリング,アクトン)
近くに補習校があるため、日本人が多く住むエリアです。
アジア食品のスーパーマーケットもいくつかあるので、海外でも日本食が欠かせないという方にもおすすめ。
ヒースロー空港にも近く、一時帰国の際などにも便利です。
02.物件タイプを決める
ロンドンでは、単身者の多くが一人暮らしではなくシェアハウスに住んでいます。
実際に物件を探す際には、自分がどのタイプの物件に住みたいかを決めていたほうが検索しやすいです。
スタジオフラット
イギリスでは、2世帯以上が集まっているマンションのような集合住宅をフラットと呼びます。
スタジオとはワンルームにキッチンとバスルームがついた、ワンルームタイプ。
日本のような、ひとり暮らしがよい方はスタジオタイプから探すことになります。
物件によっては家具が何もついていなかったり、契約期間が1年〜のことが多かったりと少しハードルは高めです。
家賃とは別にカウンシルタックスや光熱費などのBillもかかることが多いので、注意してください。
フラットシェア
フラットシェアは、集合住宅を複数名でシェアするタイプです。
キッチン・バスルームが共有の場合と、バスルームは自分の部屋についているオンスイー卜の場合があります。
ハウスシェア
ハウスシェアは、一軒家を複数名でシェアするタイプです。
フラットシェアと同様にキッチン・バスルームが共有の場合と、バスルームは自分の部屋についているオンスイー卜の場合があります。
シェア物件の場合、家賃にはカウンシルタックスとBillが含まれていることが多いです。
たまに別途Bill支払いや冬の期間だけ増額としている物件もあるので、事前に確認すると良いでしょう。
03.予算を決める
家探しをはじめる前に予算を明確化させておくことは、とても重要です。
参考までに、現在私がおすすめしている2エリアの最安値を調べてみました。(※2024年2月)
フィンチリーエリア
スタジオ £1,220〜(tax/bill込)
シェア £500〜(tax/bill込)
イーリングエリア
スタジオ £1,300〜(tax/bill込)
シェア £525〜(tax/bill込)
04.物件を調べる
イギリスで家探しをする際に定番のサイトがいくつかあります。
ロンドンで3回の引っ越しを経験した私が、これまでに利用したことのあるものをいくつか紹介します。
SpareRoom
現地で定番の部屋探しサイト・アプリです。
広告数が多く検索もしやすいですが、内見のアポの返事がなかなか返ってこないことがあります..。
個人も掲載が可能なため、短期間から入居可能な物件も見つけることができます。
RightMove
エージェントが広告を載せるサイト・アプリです。
幅広い物件情報が掲載されていますが、最低契約期間が半年~1年以上の物件が多いです。
Mixb
海外で暮らす日本人の間では有名な生活情報サイトです。
物件情報以外にも求人情報やイベント情報を日本語で確認することができます。
シェアタイプの物件が多いですが、たまにスタジオタイプの掲載もあります。
05.内見をする
最近では日本からオンラインビューイングができる場合もありますが、中長期滞在する場所を契約する場合は実際に内見することをおすすめします。
特にシェアタイプは、シェアメイトや大家さんがどのような人か知ることは重要なポイントです。
また、基本的に掲載されている画像はきれいな状態のものなのでキッチンやバスルームなどの通常時の状態も実際に見ておきましょう。
さいごに
実際に気になる物件が見つかった場合は、契約をする前に下記の項目を最終確認しておきましょう。
また、はじめから部屋や家具の汚れや破損があった場合は退去時に指摘される可能性があるので念のため写真を撮っておくとよいです。
- 家賃の他に別途かかる費用の有無(council tax、bill、internet)
- 保証金の金額(deposit)
- 退去時は何日前に知らせなくてはならないか(Notice period)
- 家具の有無(furnished/unfurnished)
ロンドンの不動産市場は需要に比べて供給が限られているため、人気のエリアでは常に競争が激しい状況が続いています。
気になる物件を見つけたら、まずは早めに内見希望の連絡をしてみましょう!