イギリス|硬水との付き合い方
日本とイギリスの生活で異なる点の一つに、硬水である事があげられると思います。
この記事では、硬水との付き合い方を考える際の5つのポイントをご紹介します。
硬水とは?
硬水は、主にカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている水です。
日本の水道水は軟水なのですが、ヨーロッパの多くの地域では硬水が一般的です。
硬水のメリット
ミネラルが豊富
硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
これらのミネラルは骨や歯を強化する効果があり、健康に良い影響を与えることがあります。
味が濃厚
硬水は軟水と比べて味が濃厚であるとされています。
そのため、お茶やコーヒーなどの飲み物が濃厚な風味を楽しむことができます。
料理にも硬水を使用することで、食材の旨味を引き立てることができます。
汚れ落ちが良い
硬水は、洗浄力が高いとされています。
洗剤との相乗効果で汚れをしっかり落とすことができるため、洗濯物や食器などの洗浄がスムーズに行えます。
硬水のデメリット
皮膚トラブルのリスク
硬水に含まれるミネラルが肌に残留することで、皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
特に乾燥肌や敏感肌の方は、硬水が原因で肌トラブルを起こすことがあるので注意が必要です。
水あかの発生
硬水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれているため、お風呂場や洗濯槽に水あかが発生しやすいというデメリットがあります。
定期的な掃除やメンテナンスが必要となります。
表面のツヤが損なわれる
硬水は洗濯や洗顔などの際に、ミネラルが表面に残留することがあります。
これにより髪や肌のツヤが損なわれる可能性があるため、適切なケアが必要です。
硬水対策5選
それでは、日々の生活で実際に行っているデメリットへの対策を5つ紹介します。
シャワーヘッドの交換
硬水は肌や髪に負担を与えることがあります。
そのため、シャワーヘッドを軟水化してくれるものに交換しています。
髪の痛みや肌トラブルが気になる方は、日本からイオナックを持ってくる方も多いです。
洗濯用洗剤と一緒にCalgonを併用
洗濯においても硬水の影響を受けやすいです。
そのまま洗濯をすると生地が傷みやすかったり、洗濯機に石灰質が溜まってしまうそうです..。
Calgonを使う事で、その問題を防ぐことができます。
洗剤は普通のAirelジェルボールを使用していますが、Calgonを併用するようにいています。
飲料用浄水器の導入
硬水は飲み物にも影響を与えることがあります。
飲料用浄水器を導入することで、硬水を軟化させることができます。
ほとんどの家庭ではBritaを使っています。
Limescale Removerでのお手入れ
浄水器を使用していても、ケトルの底が白く固まってしまう場合はLimescale Removerを使います。
定期的に手入れすることで、ケトルの劣化や故障の原因を防ぐことができます。
色々試しましたが、タブレットよりも液体タイプの方がよく落ちる気がします。
さいごに
イギリスの硬水は、さまざまな場面で私たちの生活に影響を与えることがあります。
しかし、適切な対策を講じることで対応できます。
硬水との付き合い方を工夫して快適な生活を送りましょう。
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