イギリス|移住を考えたら知っておきたい5つのこと
今回は、イギリス移住を考えた時にまずは知っておきたい5つのことをご紹介します。
これから移住を検討している方の参考になれば嬉しいです。
長期滞在にはビザが必要
イギリスに6ヶ月以上滞在する場合、基本的にはビザが必要です。
主な選択肢は以下のとおりです。
- 就労ビザ(Skilled Worker Visa):正規社員としてイギリスの企業で働く人向け
イギリスの認可された雇用主からの正式な仕事のオファーが必要です。
必要な英語力の証明が求められます。 - 学生ビザ(Student Visa):学校に通う人向け
認可された教育機関からの入学許可が必要です。
十分な生活費を持っていることを証明する必要があります。
英語力の証明が求められます。
ビザ申請料: £490 - 配偶者ビザ(Spouse Visa):イギリス人または永住者の配偶者向け
イギリスに居住するパートナーとの合法的な結婚または同棲関係を証明する必要があります。
一定の収入要件を満たす必要があります。
英語力の証明が求められます。
ビザ申請料: 約£1,523 - YMS(Youth Mobility Scheme Visa):30歳以下の若者向け
日本国籍を含む特定の国籍を持つ18歳から30歳までの若者が対象です。
十分な生活費を持っていることを証明する必要があります。
ビザ申請料: £259
各ビザの要件や費用は定期的に更新されているので、最新情報をチェックしましょう。
物価と生活費は想像以上に高い
ロンドンは特に物価が高く、家賃は日本の倍以上になることも。
家賃の目安はエリアによりますが、シェアハウスでも月£800(約16万円)以上は覚悟しておきましょう。
地方都市であればロンドンよりコストを抑えられるため、移住の目的によっては選択肢として検討するのもありかと思います。
- 家賃:ロンドンの1人用フラットで月£1,500以上が一般的
- 食費:スーパーで自炊すれば節約可能ですが、外食は割高(現在ビッグマックの単品価格は£4.59.日本円で約910円)
- 光熱費:冬場の暖房費が高いので要注意
医療制度は無料だけれど注意点あり
イギリスにはNHS(国民保健サービス)があり、病院での基本的な医療処置は無料で受けることができます。
ただし、ビザの種類によってはビザ申請時に移民健康サーチャージ(IHS)を支払う必要があります。(YMSビザの場合は年間£776)
- GP(かかりつけ医)登録:まずは近所のクリニックに登録
- 予約システム:基本的に事前予約制ですが、予約が取りにくく風邪程度では数日後になることも
- 薬の入手方法:処方箋が必要な薬は薬局で購入
NHSは予約が取りづらいという理由から、民間の医療保険に加入する人もいるので自分に合った方法を選びましょう。
以前イギリスの医療制度について紹介した記事はこちら>
仕事探しはスキル次第
イギリスでの仕事探しには、一般的に以下のような方法があります。
職場環境は成果主義の文化が強く、定時退社が基本で仕事とプライベートのバランスを重視する傾向があります。
- 求人サイト(Indeed, LinkedIn, Reedなど)を活用
- エージェントに登録し、仕事を紹介してもらう
- ネットワークを広げ、知人経由でチャンスを得る
専門職やオフィスワークを狙うなら、職務経歴書(CV)やカバーレターの準備は必須です。
英語がビジネスレベルでない場合、時給£10~£12ほどで飲食店のアルバイトから始める方が多いです。
就職市場は競争が激しいので、経験とスキルをしっかりアピールしましょう。
以前仕事探しについて紹介した記事はこちら>
住むエリア選びが重要
住むエリアによって、生活の快適さが大きく変わります。
通勤や生活スタイルを考えて、自分に合った場所を選びましょう。
住みやすいエリアを見つけるには、実際に訪れて雰囲気を確認するのがベスト。
治安が気になる場合は、Crime rateというサイトでポストコードを入力するとそのエリアの犯罪発生率を確認できます。
- ロンドン中心部:利便性が高いが家賃が高額
- ロンドン郊外:通勤時間は増えるが、家賃が抑えられる
- 地方都市(マンチェスター、エディンバラなど):生活費を抑えながら、落ち着いた環境で暮らせる
以前ロンドンの家探しのポイントについて紹介した記事はこちら>
さいごに
他にも細々確認すべきことはあると思いますが、多くの情報はネットで事前に調べることができました。
UK Governmenのサイトも割とわかりやすいので、ビザなどの基本的な情報はこちらから最新情報をチェックしましょう。
人気ブログランキングに参加しています。
良ければランクアップにご協力いただけると嬉しいです。
