イギリス国内旅行:寝台列車で向かうスコットランド週末旅
イギリスもすっかり夏の陽気で、お出かけが楽しい季節になりましたね。
バンクホリデーは8月末までお預けですが、寝台列車に乗れば金曜日の仕事後からスコットランドへの旅行が可能です!
移動時間を有効活用して、土曜日は朝から一日観光できますよ。
今回はイギリスの寝台列車カレドニアンスリーパーの紹介です。
カレドニアンスリーパーとは?
カレドニアンスリーパー(Caledonian Sleeper)はロンドンとスコットランドを繋ぐ寝台列車です。
ロンドン:ユーストン駅から、スコットランド:エディンバラ、グラスゴー、フォートウィリアム、アバディーン、インヴァネスまで運行しています。現在イギリスで運行している寝台列車はこのカレドニアンスリーパーとナイトリビエラ(西部のコーンウォール行き)の2路線のみとのことで、鉄道が好きな方にも人気です。
エディンバラへは飛行機や通常の長距離列車も運行していますが、早朝出発や深夜着は疲れますよね。
寝台列車を利用することで移動時間に睡眠を取れるのと、宿泊費がホテル1泊分より安いというメリットがあります。
ロンドン ユーストン駅からスコットランド エディンバラ行きのタイムテーブルは下記の通りです。
MON-FRI | 23:45発 ー 07:30着 |
SUN | 23:30発 ー 07:30着 |
予約方法
チケットはカレドニアンスリーパーの公式ウェブサイトから予約可能です。
12ヶ月前から予約可能なので、特に週末は早めの予約がおすすめです。
座席は全部で4種類あります。
Caledonian Double(ダブルベッド) | トイレ・シャワー付きの個室です。 朝食付きで、駅のラウンジも利用が可能。 |
Club Room(二段ベッド) | トイレ・シャワー付きの個室です。 朝食付きで、駅のラウンジも利用が可能。 |
Classic Room(二段ベッド) | トイレ・シャワーなしの個室です。朝食は有料。 |
Seated Coach(座席) | 通常の列車シートです。朝食は有料。 頭上の荷物棚は暗証番号を設定できます。 |
私は友人とClassic Roomを予約しました。
1時間ほど前からプラットホーム番号が掲示され、ホーム上で車掌さんにチケットを見せます。
自分たちの個室に荷物をおいたら、混雑する前に食堂車両を見に行きました。
夕食を食べるにはもう遅いので、スコットランドのビールとポテチで夜の列車移動を少し楽しんでから就寝。
個室はカードキーでロックできる仕様で、アメニティにはハンドタオル・石鹸・ペットボトルのお水・アイマスク・耳栓があります。
朝食は有料とのことで頼まなかったのですが、朝部屋にコーヒーとプロテインバーが届きました。
7:30にはエディンバラに到着するので、朝食はついてからゆっくり食べるのが良いと思います。
駅を出ると早速ロンドンとはひと味違う、スコットランドらしい街並みが..!
まだ観光客もまばらな朝のハイストリートを散策しながら、ゆっくり1日目の観光を楽しむことができます。
エディンバラ駅で荷物を預けたい時
エディンバラに着いてすぐに観光をはじめたいという方には、長距離バスステーションのコインロッカーが便利でした。
建物のエントランスからバス乗場のある下りエスカレーターを進むと、コインロッカーが並んでいます。
コインのみ利用可能でしたが、両替機がありました。
キャリーバッグの入る大きいサイズで£9、手荷物サイズは£3だったかと思います。
大きいサイズにはボストンバッグ3つほどは入るので、友人と一緒に入れれば悪くないかと思います。
夏のスコットランドはとても気候が良く、エリザベス女王も夏はアバディーンのバルモラル城で過ごしていましたね。
これから旅行の計画をたてる方は、ぜひカレドニアンスリーパーでの移動も検討してみてください!
個人的には金曜日夜発の寝台列車でエディンバラへ向かい、1泊してから日曜日お昼すぎの長距離列車(LNER)でロンドンに戻るプランがおすすめです。
では!
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